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YAGレーザー、YVO4レーザー、YLFレーザー

 YAGレーザーは波長1064nmの赤外領域のレーザー光で様々な用途に幅広く利用されています。金属に対して吸収率が良く、低出力でも鉄、SUS、アルミ等を加工することができます。しかし銅や金などは反射率が高いため、加工は苦手です。アクリル、PET、ガラス等の透明体も透過してしまうために加工に不向きです。

 YAGレーザーとは固体レーザーの一種で、YAGとはイットリウム(Y)とアルミニウム(Al)の複合酸化物から成るガーネット構造の結晶のことです。それぞれの頭文字を取ってYAG結晶と呼ばれ、それを媒体として発振されるレーザーをYAGレーザーと呼んでいます。実際に使われているレーザー発振用の結晶は、結晶構造内のイットリウム(Y)のうち数%をネオジム(Nd)で置き換えたものを用いており、それを「Nd:YAGレーザー」と呼んでいます。

 Nd:YAG結晶の他にNd:YVO4結晶が用いられることもあります。それはYVO4レーザーと呼ばれ、発振するレーザーの波長は1064nmでYAGレーザーと同等です。YVO4とはイットリウム・バナデート結晶のことで、結晶構造内のイットリウム(Y)のうち数%をネオジム(Nd)で置き換えたものが「Nd:YVO4」結晶となります。

 さらにNd:YLF結晶(ネオジウムイルフ結晶)が使われる場合もあります。温度特性があまり無いため熱レンズ効果が起こりにくいという利点があります。発振するレーザーの波長はYAGレーザーとは少々異なり、1053nmです。

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