スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

光アイソレーターとファイバーレーザー

 光アイソレーターとは、レーザー光を一方向のみ普通に通して逆方向から反射してきたレーザー光(戻り光「モドリコウ」と呼ばれます)を通さないようにするための光学装置です。レーザー光は光学系の経路にあるレンズなどの光学部品により戻り光が発生することもあれば、加工するワークに当たったレーザー光の一部が戻り光となることがあるので、それがレーザー発振器の安定稼動に影響を及ぼす、または最悪の場合レーザー発振器を破壊するのを防止するために光アイソレータを設置しています。

 出力が大きいとか、反射率の高い素材を加工する場合には光アイソレーターを設置した方が安全です。特にファイバーレーザーに関しては必ず使用した方が良いと言えます。ファイバーレーザーはファイバー伝送なので、戻り光も同じようにファイバー伝送されてしまい、発振器内部まで深刻な損傷が発生する場合があるからです。ファイバーレーザーを購入する場合には、それに対応する光アイソレーターや、ノズルがあるなら戻り光対策をしているのかどうかを必ず確認するようにしましょう。

20Wパルスファイバーレーザー用アイソレーター
20Wパルスファイバーレーザー用アイソレーター

400Wファイバーレーザー用アイソレーター
400Wファイバーレーザー用アイソレーター、水冷なので後ろから循環冷却水が入っています。

 ところで、光アイソレーターには方式として2種類あります、偏光依存型光アイソレーターと偏光無依存型光アイソレーターです。ファイバーレーザーには前者の偏光依存型光アイソレーターしか使ったことがないので、ファイバーレーザーの場合はこちらの方が主流なのかもしれません。偏光無依存型光アイソレーターは高出力のCO2レーザーで一度使用したことがあります。ちなみに高出力用の光アイソレーターは水冷なので、チラーから循環水を分けてやる必要があります。

テーマ : ものづくり
ジャンル : ビジネス


コメントの投稿

非公開コメント

スポンサード リンク
コンテンツ
リンク
ブログ・PVランキング
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。